あずのけだらけブログ

夫と私と猫のあずの二人と一匹暮らし。気がついたら毛だらけの毎日。

埼玉県・春日部市にある巨大地下神殿【首都圏外郭放水路】に行ってきた!

以前から気になっていた首都圏外郭放水路に行ってきました。

 

首都圏外郭放水路とは、埼玉県・春日部市の地下に広がる巨大治水施設のこと。

 

首都圏外郭放水路】という施設名称は知らなくても、こちらの写真は見たことがあるという方もいらっしゃると思います。 

有名なこの地下神殿(調圧水槽)は実は施設全体の一部分なのです。 

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www.ktr.mlit.go.jp

 

まず、こちらの施設に行くには公式ホームページから見学会の予約が必要です。

www.gaikaku.jp

現在、見学コースは下記の3コース。

参加日の1ヶ月前から予約可能となっています。

【立坑体験コース】 

(参加料金:3000円、所用時間:100分)

 

【ポンプ堪能コース】

(参加料金:2500円、所用時間:100分)

 

【地下神殿コース】 

(参加料金:1000円、所用時間:60分)

 

週末の予約はあっという間に埋まってしまいますので、参加希望日が決まっていたら早めに予約を済ませてしまいましょう。

 

 

見学参加者は10分前までに管理事務所「龍Q館」二階にて受付と支払いを済ませます。

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今回は、見学時間60分の【地下神殿コース】に参加したので、参加料金一人1000円のお支払い。

ホームページでの予約時にクレジットカード決済も可能です。

 

受付時に「見学の注意事項を読んでください」と係の方に案内されます。

階段116段の案内を読んで、普段怠けきっている私は少し不安になる、、

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受付時に目に入る、龍Q館二階にある管制事務所。

ここで施設全体の管理を行なっているそうです。

ドラマ等のロケにも使用されているそう。

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時間になったら龍Q館一階の【首都圏外郭放水路のメカニズム】の掲示を使って仕組みなどの説明を受けます。

横に長い掲示で1枚の写真に収まりませんでした。

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説明時間は10分程度

 

この後、いよいよ地下神殿(調圧水槽)へ向かいます!!

 

階段を降りている途中は撮影禁止でしたので、いきなり調圧水槽内の写真になります。

 

はい、どーーん!!!広い!!!!でかい!!!!

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写真で見ていたより想像以上にでかい!!!

巨大建造物を真下から見上げると心臓がゾクゾクします。

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係の方の説明の中で「調圧水槽内の水の浮力に負けないように59本もの柱があるんですよ」といった内容がありました。

「いや、そこは60本にしたくなる!!」と思いましたが、緻密な計算の上でできているのでしょう。

設計・工事に携わった全ての関係者の方に拍手(パチパチ) 

 

 

次にカメラの設定を弄って撮影してみる。

おおお!!より神殿っぽい。インスタ映えってやつ!(ブログ映え)
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今回の訪問の数週間前に施設が稼働していたこともあり、床が濡れていたため光が反射してより一層美しい〜

 

当然ですが、施設稼働中は調圧水槽内に入ることはできません。

 

まさにこの数週間前の稼働時に見学予約をしていたのですが、1週間前に大雨が降って「施設稼働中のため見学エリアを制限させていただきます」といった旨のメールが届いたので、キャンセルして再度予約を取り直しました。

(なお、3日前まではキャンセル料がかかりません)

 

施設稼働直後の調圧水槽内は水たまりになっている箇所があり、靴がすこし濡れたので気になる方は長靴を履いて行くことをおすすめします。

 

そして、柱の逆側、こちらは第一立坑(たてこうと読みます)

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調圧水槽内からは上部だけが見えていて深さが伝わりづらいですが、約70mの深さがあり、ニューヨークにある自由の女神像スペースシャトルがすっぽり入ってしまう深さなのだそうです。

 

上から入る光と薄暗い調圧水槽のコントラストが幻想的な雰囲気を作っています。

 

 

ここでざっくりと施設について説明。

近隣の中小河川から溢れ出した水は、第五立坑、第四立坑、第三立坑、第二立坑、そして国道16号線の地下にあるトンネルを通り、この第一立坑に集められ、調圧水槽に流れ込みます。

調圧水槽に貯められた水はポンプを使って江戸川に排出。

 

この巨大な仕組みによって、このエリアを大雨等による浸水被害から守っているのです。

 

第一立坑側から調圧水槽内に水が流入する様子をイメージできるARアプリが用意されているので、訪問されたら是非遊んで見てください。

 

続いて、第一立坑内のキャットウォーク内に入りますが、長くなったのでまた次の記事に書きます。

azunokedarake.hatenablog.com

 

ではまた。

 

首都圏外郭放水路へのアクセス方法を載せておきます。

十分な数の無料駐車場もあります。

goo.gl